
工業生産過程で排出される含油類物質の廃水。含油廃水に含まれる油類物質には、天然石油、石油製品、タール及びその分留物、並びに食用動植物油及び脂肪類が含まれる。水体への汚染から言えば、主に石油とタールである。工業部門によって排出される廃水に含まれる油類物質の濃度に大きな差がある。製油過程で発生した廃水の場合、含油量は約150~1000 mg/L、コークス化工場廃水中のタール含有量は500~800 mg/L、ガス発生ステーション廃水中のタール含有量は2000~3000 mg/Lに達することができる。油類物質は廃水中に通常3種類の状態で存在する:①油類が廃水中に分散している粒子は大きく、粒子径は100μmより大きく、廃水から分離しやすく、石油汚水中で、この油は水中の総含油量の60~80%を占めている、②油製品は廃水中に分散する粒径が小さく、乳化状態であり、廃水から分離しにくい、③小部分の油製品は溶解状態であり、溶解度は約5~15 mg/Lである。含油廃水は通常油隔壁池で浮油または重油を回収する。